she 曰く、「8月は今日で17試合目。この夏はこの一戦のためだけに頑張ってきたというか」
そう、27日は19時女子プロレス、
ICEX60選手権 みなみ飛香 vs コマンド・ボリショイの一戦が行われたのです。
前回の日記で、ひょんなことからみなみ飛香ファンということをバラしてしまった自分ですが、
19時女子プロレスの時間には、ほぼ会社にいることが多いんです。
これまでもログが残っている場合以外には、ほとんど見ることができませんでした。
だけど今回はブログで、どこからでも見て欲しいとひかりが言っていたこともあり、
結局、残業しながら会社で見ることにしました。カプリコこそ食いませんでしたが。
まあ、それほど厳しい会社ではありません。
それに、そのためにお昼休みも半分は仕事をしたんです。
自分なりに筋は通したつもりです。
しかし! 会社なので音声は出せません。
GENTAROの実況が聞けないのは寂しいですが、それは我慢するとしましょう。
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この日の19時女子は特別仕様。
タイトルマッチの露払いとしてタッグマッチが組まれました。
この試合も面白い試合でしたが、ここでは割愛させていただきます。
そして始まったメインイベント。
ICEX60選手権 みなみ飛香 vs コマンド・ボリショイ
ガッチリとしたロックアップから始まり、リストロックの攻防へと続く。
近頃はメジャーと呼ばれる団体でさえも、
なかなかお目にかかれることの少なくなったベーシックな試合展開。
その後もロープを使ってリストロックのバリエーションを見せるボリショイ。
テクニシャンの面目躍如だ。
基本的に、飛香の攻撃を次々と軽くサバいていくボリショイだが、
それに対し全く動きの止まらない飛香も凄い。
気がつけば技のレパートリーも増えている。
自分がちゃんと飛香の試合を見たのは7日の板橋大会以来。
「三日会わざれば」どころか、3週間あったのだからそれも当然か。
8月は今日で17試合目だという。
今の時代、これだけ試合をこなしているレスラーはそうそういないはず。
ましてや、そんな高校一年生はみなみ飛香しかいない。
そして(会社なので)音声が聞こえない分、
画面を通してほとばしるような躍動感が伝わってくる。
ひたむきな横顔が胸に響く。
飛香、唯一の勝機はカウンターのプロックバスターだったが、
それをロープに逃げられると後は後手後手となり、最後は狙いすました掌底に沈む。
○ボリショイ(8分21秒 掌底→片エビ固め)飛香×
リングに倒れ込んだまま動かない飛香。
試合後のインタビューでも泣き止まない飛香。
それは紛れもなく、さくらえみが言うところの「少女の刹那的な」女子プロレス。
女子プロレスはここにありました。
みなみ飛香はここにいました。
今年の夏はとても暑かったです。
彼女にとって今年の夏は悔しい思い出となるのでしょうか。
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家に帰ってネットを見ると、試合後のインタビューにより、
9月23日の後楽園大会でリターンマッチが決定したことを知る。
(会社なので音声が聞けなかったため)
夏はまだまだ終わりそうもありません。
9月もひき続き暑くなりそうです。
将来、今年の夏を振り返った時に、
みなみ飛香にとってどんな夏になっているのでしょうか。
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