2011年06月28日

カウント2.9 〜さあ、ここから〜(鈴木みのるチャリティー興行 6月25日 新宿FACE)

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25日は鈴木みのるチャリティー興行「カウント2.9 〜さあ、ここから〜」を観戦しました。

メインのミックスドマッチが発表された時に興味を持ち、
自分にしては珍しく、かなり早い段階で前売りを買っておいたのですが、
当日にアイスリボンが9人×8人掛けの全72試合をやると聞いて、
本当はそっちの方に行きたくてたまりませんでした(苦笑)

まあ、それはおいといて。

注目度の高い大会であり、既に各サイトでも詳報されているので、軽めにお送りします。

◆PILEDRIVER charity project「カウント2.9 〜さあ、ここから〜」6月25日(土)新宿FACE

会場内はお客さんでギッシリ、立ち見もたくさん出て大盛況でした。
でも主催者発表の観客数が「プロレスファンの魂で超満員札止め」ってのはどうなの?(笑)
ファンタジーにも程がある。まあ確かに文句なしの超満員でしたが。
逆に客を入れ過ぎたので消防法に引っかかって実数を発表できない、とかあるのかな?
(※あくまでも自分の妄想です)

▼オープニング
最初に上映された「観戦時の諸注意」VTRが面白かったです。
「立ち上がって見てはいけません」とか「携帯での通話は迷惑です」とか、
要は観戦マナーのVTRですが、佐藤光留が出演してたので。金本ヒカルもちょこっと出た(笑)

石田長生の「もういいかい?まだだよ!」をテーマ曲としたオープニングVTRが流れる。
カウント2.9で返す鈴木の試合シーンと、日常のオフショットが映し出され、
鈴木が棒アイスを食べていたら、アイス部分が地面に落ちるシーンでは場内大爆笑。
なんとも元気が出てくるVTRに仕上がっていました。


▼第1試合 “楽”
●菊タロー(フリー)、伊藤崇文(パンクラスism)
(11分44秒 関空トルネード→体固め)
○くいしんぼう仮面(大阪プロレス)、ランジェリー武藤(フリー)
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お笑いプロレスのメンツに、なぜかパンクラスの伊藤が放り込まれた試合。
伊藤以外の3人は持ち味を……というか持ちネタをいかんなく発揮。
伊藤は欽ちゃんジャンプのトラップ(1人でジャンプさせるやつ)にひっかかったり、
予想通り散々イジられましたが、伊藤本人も満更じゃなさそうな感じです。

様々な団体のファンが集まっているからか、菊タローの「注文の多いブレンバスター」では、
客席から「さっさとしろよ!」とツッコミが入るシーンも。
あれは本当に菊タローの試合を見たことなかった人なのかな。

最後はくいんぼうの関空トルネードでフィニッシュ。
くいしんぼうがこの技を出すと、コスチュームがヒラヒラ回って綺麗なんだよね。


▼第2試合“哀”
●佐藤光留(パンクラスmission)
(10分01秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め)
○真霜拳號(KAIENTAI DOJO)
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さっきとはうってかわって、超シリアスな試合。コスプレも無し。
もっと接戦になるかと思ったんですが、真霜の完勝でした。
ちょっと意外というか、ある意味ショックでもありました。


▼第3試合“怒”TKG48vs鈴木軍(仮)
高木三四郎(ユニオン)、入江茂弘●(チームでら)
(10分42秒 タイチクラッチ(仮))
TAKAみちのく(KAIENTAI DOJO)、○タイチ(新日本プロレス)
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TKG48 vs 鈴木軍(仮)という構図がありましたが、
嫌味系ヒールとしてプチブレイクしているタイチが試合の中心だったかな。
「タイチー!早く(ズボンを)脱いで!」とがっつくリングサイドの女性客に、
「うるせえ、このブス!」とか言ってました。

試合は、そのタイチが入江を丸め込んで3カウント。

そういえば鈴木軍(仮)には、新日本で現在進行中のネタである、西澤管理部長も来てました。
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遠くにいたところをアップで撮ったら、なんかFBIに捕まった宇宙人の写真みたいです。
(このネタがわかる人はもう年ですね……)


▼第4試合“喜”
○KAI(全日本プロレス)、日高郁人(ZERO1)
(15分22秒 スプラッシュプランチャ→片エビ固め)
HARASHIMA(DDT)、藤田ミノル●(フリー)
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心身ともに充実した4選手が揃って、なかなかの好試合となりました。

あと雰囲気的に、全日本の新ジュニア王者となったKAIのお披露目的な意味合いもあったかな。
観客からかなりの声援が飛んでましたよ。

同じ浜口ジム出身で、新チャンピオンのKAIを立てる日高に対し、
KAIも「先輩!」と日高を慕いながらタッチするシーンも。

そのKAIを意識するように、HARASHIMAの動きもかなりよかったです。
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最後もKAIが、LATからスプラッシュ・プランチャで藤田から3カウント。
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▼第5試合“夢”
鈴木みのる(パンクラスmission)、○里村明衣子(センダイガールズ)
(18分03秒 デスバレーボム→片エビ固め)
高山善廣(高山堂) 、●栗原あゆみ(フリー)

この試合を裁くレフェリーとして、フリーになったばかりの和田京平が入場。
レスラー以上といってもいい、尋常じゃないほどの声援を集める(笑)
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なんか関係者から花束贈呈まであったりして。

この日の会場は様々な団体のファンが集まっているということで、
おそらくは滅多に女子プロを見たことがないお客さんも多いと思われます。
普段女子プロばっか見てる自分としては、やはり女子選手の二人に肩入れしてしまうわけです。

この試合のみ、別枠で詳報したいと思うので(予定は未定ですが)、
ここではアッサリいきたいと思います。

試合は里村と栗原で開始。
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とにかく里村の技や動きに会場からどよめきが起きました。
栗原も頑張ってましたが、里村と比べるとやや霞む感じ。

そしてミックスドマッチですから、それぞれが男子選手に対して果敢に攻め込んでいくが、
鈴木と高山の二人も容赦なく攻撃を見舞っていくので、試合はまさに「戦い」。

とりわけ高山と里村の対比が凄い。
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里村と鈴木によるスリーパーの競演。
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最後は里村が栗原をデスバレーで下し、ややあっさりと感じられましたが、
それは二人とも男子の攻撃でスタミナをロスしていたせいだろうと思います。


試合後、この大会を考えた時に真っ先に賛同してくれたという人物を鈴木が呼び込む。
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それはNOSAWA論外でした。

鈴木「タクシー盗んで有名になったNOSAWA論外です! 上がってこいよ!」
   もう刑事的罰も受けた、社会的な罰も受けた。
   あとコイツがやらなきゃいけないことはプロレスに対するケジメだろ!?」

そういって、特別試合としてケジメマッチが始まりました。

▼特別試合
 東京愚連隊けじめマッチ
○KIKUZAWA
(5分31秒 えびす落とし→片エビ固め)
●NOSAWA論外
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▼特別試合
 GURENTAIけじめマッチ
○高山善廣
(2分12秒 ニーリフト→体固め)
●NOSAWA論外
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▼特別試合
 鈴木と全プロレスファンに対してのけじめマッチ
○鈴木みのる
(1分33秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め)
●NOSAWA論外
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ケジメマッチの後、再び鈴木のマイク。

鈴木「どうしようもないやつだけど、俺たちの仲間なんだよ。
   こいつ、プロレス界に戻ってきてもいいか?」
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鈴木が観客に問うと、場内は拍手、「論外」コールに包まれた。

論外に対して、会場は概ね歓迎ムード、マスコミも感動的な興行として報じていました。
……うーん、でもこれ、大地震のあとの「自粛ムード」と同じで、
あの場にいたら誰も文句なんか言えない雰囲気だったんですよ。
自分はまあ、中立的な感じで見ていました。

逆に熱狂的な論外ファンなのか、やたらと芝居ががった声援を飛ばす人もいたなぁ。
ちょっと気になったのが「戦って全部プロレスにしてしまえー!」なんて叫んでた人がいたけど、
言いたいことはわかりますが、それってあの場でファンが声高に叫ぶようなことじゃないと思います。

別に論外は嫌いじゃないし、得難いキャラクターだとは思うけど、
ちょっと早過ぎるんじゃないのかな、というのが正直なところです。
まだ約4ヶ月でしょ?

事件はちょうど仙台で起こったんですよね? 
だったら、あのタクシー運転手の方をお呼びして、その人に対してもケジメをつければ納得したのに。
そうすれば震災チャリティーともつながる……え? 俺も浅はかなこと言ってる?


▼エンディング
その後、出場全選手をリングに上げ記念撮影。
里村をはじめ、鈴木が指名した何人かの選手がコメントし、
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鈴木がマイクでひとりひとりの選手を送り出すカーテンコールに。
エンディング時に流れていた曲は、中村あゆみの名曲「翼の折れたエンジェル」でした。

最後リングに残った鈴木は、
「募金やってる組織なんて、ぶっちゃけ胡散臭くて信用できないところもあるので、
 できれば今回集まった金額を使って、被災地でチャリティプロレスをやりたいと思ってる」
とマイク。
「募金箱持って立ってるんで、ポケットの中の小銭、よかったら帰りに入れてってくれ」
とロビーに向かった。

会場ロビーでは各選手が募金箱を手にして立ち、多くの観客が最後まで募金に励んでいました。

自分も募金したんですけど、これじゃ募金というより恐喝されてる気分だ(苦笑)
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いや、ちゃんと顔を「作って」くれたんですけどね。

論外のことはちょっぴり複雑ではありますが、確かにいい興行ではありました。


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posted by ナガシマシン2号 at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 会場観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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