2012年05月22日

夕陽ドラフトマッチ(スターダム 5月20日 新木場)

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またまた更新が滞っておりました。実に約1ヶ月ぶりの更新です。
それでもブログのアクセス数があんまり落ちてないのは、レイナ後楽園の解散騒動について検索していて、自分が旗揚げの頃に書いた観戦記に引っかかって来てくれた人が多いからみたいですね。
自分もレイナ後楽園は行きたかったんですけど、ゴールデンウィークで財力と体力を消費し過ぎたため、家でおとなしくしてました。失敗したなぁ。

ということで、通常営業ともいえるスターダム新木場大会の観戦記をお送りします。
特に今回は16歳同士によるメイン、夕陽選手のドラフトマッチに絞ってお届けしたいと思います。

◆スターダムSeason6「grows up stars2012」5月20日(日)新木場1stRING

後楽園大会後初の新木場大会。前売り券は完売したらしい。立ち見客が物凄い。
会場は消防法的に大丈夫なのか?というぐらいにギュウギュウ詰めの超満員札止め(主催者発表425人)。
そんな中、今日のメインは星輝ありさ vs 夕陽の16歳同士による試合。こりゃ大冒険ですよ。

▼夕陽ドラフトマッチ15分1本勝負
 星輝ありさ vs 夕陽

まずは夕陽入場。リングインしても特にアピールすることはなく、自軍コーナーで静かに星輝の入場を待つ。
星輝入場。大きなぬいぐるみを持参し、いつものように観客席へ投げ入れる。ぬいぐるみが落ちた客席周辺の殺気が凄かった(笑)

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試合前、探るようにゆっくりと握手を交わす両者。

ゴングが鳴っても両者ともにすぐには動かず。視殺戦。
ゆっくりとリング内を回り、お互いが対角のコーナーに位置すると、猛ダッシュしてリング中央でファーストコンタクト。
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相手の力を確かめるように、ひとしきりバチバチと蹴り合う両者。

やがて夕陽が星輝のリストを取ると、クロスアーム式のスリーパーで捕える。
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この後、星輝も同じ技で対抗。

星輝の脇固めをキッカケに、本格的にグラウンドへ移行。
夕陽がやや優勢ではあるが、星輝も十分に渡り合ってみせる。
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夕陽がアキレス腱固めに捕えると、星輝も同じ技で反撃。まるでU系の試合を見ているよう。
やがてロープブレイクとなるが、「離せよ!」「おまえが先に離せよ!」と口撃でも激しくやり合う。

ダウンした夕陽を容赦なくクールに踏みつける星輝。
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その後もコーナーに追いつめ、「オラオラ」口調でミドルを叩きこんでいく。
試合はどんどんピリピリとした空気になっていく。

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星輝が鎌固めを繰り出して試合を優勢に進めるかと思えば、
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すぐに夕陽はニーロックで対抗。両者一歩も譲らない。

ニーロックをエスケープした星輝に、夕陽はキックで追撃。
しかしコーナーでの串刺し攻撃は星輝がカウンターで迎撃し、リバーススプラッシュ式のフットスタンプで反撃。

スタンドでの攻防中、夕陽はオリジナルムーブのハニーフラッシュを繰り出すが距離感を誤り不発。
すぐさまミドルを繰り出し自己フォローし、再度ハニーフラッシュ。
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当たるには当たったがインパクトは与えられず。

その後夕陽は、立った状態の相手に対しトップロープとセカンドロープの間を回る変形619を見舞うが、足がロープに絡まってしまう手痛い失敗。
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これに対し星輝は慌てることもなく、また自分から攻めることもなく、物凄く冷たい表情で夕陽を見下ろしていたのが印象的でした。正直ゾクッとした。
夕陽はこの後も変形619に何度かトライしましたが、クリーンヒットすることはありませんでした。
そして星輝は相手の技がわからないのか、あるいは拒絶していたのか、ほとんどそれに合わせようとはしませんでした。

今にして思えば、ここがこの試合のキーポイントだったかもしれません。
これ以後、さらにギクシャクしていった試合。キックでダウンした相手を冷たく見下ろしたり、お互い見合ったまま動かないシーンもありました。
そして恐ろしいことに、星輝のセコンドについていた岩谷の声援が「もういいからやっちゃえ!」というものに変わっていったのです。まあ岩谷なのであまり深い意味はないのかもしれませんが(笑)

ここで残り試合時間3分のコールが。
星輝は流れ星固め(チキンウイング・フェイスロック)に捕えるが夕陽はエスケープ。
そして試合はここから激しい打撃戦へ。

張り手合戦の後、「こいよ!」と胸を突出し、相手のキックを受け合う攻防に。
やはりキックの重さでは夕陽に軍配が上がるか。

圧巻だったのは、星輝のハイキックをしゃがんでかわした後の夕陽のジャンピングハイキック!
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これがクリーンヒットし崩れ落ちる星輝。
正直、これで決まってもおかしくない威力だったが、意地で立ち上がる星輝。

残り時間1分のコールの中、左右のブラジリアンキックを叩きこんでダウンを奪う。
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そして回転式のトラースキックで追撃するも、ここで時間切れ引き分けのゴング。

△星輝ありさ(15分0秒/時間切れ引き分け)夕陽△(ZERO1野良犬道場)

しかしゴングが鳴っても二人は小競り合いを繰り返し、レフェリーとセコンドに分けられる。
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夕陽はドラフトが行われるためそのままリングに残り、星輝は憮然とした表情で退場した。

ここで各ユニットのリーダーがリングに上がり、さっそく夕陽のドラフトが開始される。
夕陽を獲得したいユニットはプラカードを上げるという「スター誕生」方式。若い人はこの説明でわかりますか?(笑)

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全ユニットが一斉にプラカードを上げたため、各ユニットが順番にアピールすることに。

夏樹がアピールを始めるが、ここで松本浩代が「ひろよん軍団」のプラカードを手にしながらリングイン。
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他のユニットからブーイングを浴びた松本だが、観客は大「ひろよん」コールでこれを支持。結果、なんとなく流れで承認されたようです(笑)

気を取り直してカワカツの夏樹からアピールタイム。

○川崎葛飾最強伝説+1 夏樹☆たいよう
「日高コーチに教わっているという共通点がある。カワカツはテクニック重視の正統派ユニット」

○PLANET 岩谷麻優(メキシコ遠征中のイオの代打)
「他のチームにはない若さがあります。一緒に踊りましょう!」

○全力女子 愛川ゆず季
「私たちは常に全力ファイトを心掛け、スターダムの中心にいられるようにと頑張っています。デビュー戦を私とやったという縁もある」

○ナナエ軍団 高橋奈苗
「今までの3つのユニットはすべて偽りです。真の闘いはこのナナエ軍団にあります!」

○ひろよん軍団 松本浩代
「夕陽選手とはいつも一緒に練習してるし、3回もシングルでやっているので一番分かっています。だから迷わず行けよ、行けば分かるさ!」

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アピールの後、風香GMが差し出す封筒を引き、第1指名権を得たユニットから交渉に入る、文字通りのドラフト方式。

ここで第1指名権を獲得したのはナナエ軍団。
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この時点で既に夕陽を獲得したかのようなバカ騒ぎっぷり(笑)

脇澤が「あなたもナナエ軍団に入ればベノムアームを使えるようになる!」とアピールするが、夕陽は「ベノムアームはちょっと……」とナナエ軍団入りを拒否する。

そこで第2指名権のある全力女子が交渉すると、夕陽はこれを受諾。
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ただし「私は野良犬の精神を受け継いでいます。それだけは忘れないでください」と、含みのある発言を残した。

この日の締めはそのまま夕陽が担当。全選手リングに上がるよう促すが、もちろん星輝の姿はない。
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そしてもう一人リング上にいない選手が。
写真を見ればわかるように、夕陽が入った全力女子の鹿島沙希の姿がそこにはありませんでした。

この日の第2試合、夏樹とのシングルマッチの後、自分から握手を求めていった鹿島。場合によってはカワカツ入りもあるかもしれません。

そして肝心のメイン。正直かなりギリギリな試合でした。
両者ともに若い選手のため、意地の張り合いがエスカレートしていった感があります。特に星輝はいつか大暴走しそうで怖い。しかし試合後のコメントを見ると、両者ともに冷静なコメントを残していて、まったく末恐ろしい16歳だと思いました。
この緊張感を保持したまま試合を重ねていけば、いつか物凄い名勝負が生まれるかもしれません。

スターダムにおいて、今後の様々な流れを生んだ夕陽のドラフトマッチでした。


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posted by ナガシマシン2号 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 会場観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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