2012年12月16日

2012スターダム新人王決定トーナメント(スターダム 12月9日 新木場)

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またしてもブログの更新が滞っておりました。もう年なんで、ちょっと体のあちこちにガタがきてまして。まあそんな言い訳聞きたくもないでしょうから、とっとと久しぶりの更新といきましょうか。

ちなみに、前回の更新がディアナ六本木大会の前半で終わってたので、ケジメ(?)として後半の井上京子デビュー25周年記念試合は過去記事としてアップしておきました。超今さらですが、よかったらご覧下さい。

それでは直近のスターダム新木場大会の観戦記をどうぞ。

◆スターダムSeason9『Goddesses in Stars2012』
 ROOKIE OF STARDOM2012〜スターダム新人王決定トーナメント〜
 12月9日(日)新木場1stRING

◆スターダムSeason9『Goddesses in Stars2012』
 ROOKIE OF STARDOM2012〜スターダム新人王決定トーナメント〜
 12月9日(日)新木場1stRING

▼オープニング
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オープニングはいつも通りといえばいつも通り。風香GMはリングアナはあんまり上達しないけど、ダンスの方はかなり慣れてきたようです(笑)


▼ROOKIE OF STARDOM2012〜スターダム新人王決定トーナメント〜 1回戦 15分1本勝負
 ○安川惡斗(7分48秒 ACTスペシャル→体固め)翔月なつみ●

簡単に結果だけ言ってしまえば、すべての面で上回った惡斗が危なげなく勝利しました。
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フィニッシュは改良型ACTスペシャル。ターンバックルに叩きつけてから放つ、スティーブ・ウイリアムス風のオクラホマスタンピードです。

敗れた翔月ですが、最近は芝居の方が忙しいようです。今週末から行われる舞台では、演出も自分で手がけているとか。そういった状況では色々と難しいのかな、と思いましたが、来年からはプロレス1本に絞るとのことです。であれば、翔月は来年に期待しましょう。


▼ROOKIE OF STARDOM2012〜スターダム新人王決定トーナメント〜 1回戦 15分1本勝負
 ○夕陽(7分7秒 ハニートラップ)宝城カイリ●

右手の小指を骨折している宝城、この日は入場時の宝箱パフォーマンスを封印。そしてその小指はギプスでがっちりと固めていて、まるでアイアンフィンガーのよう。

ゴングと同時に夕陽をコーナーに押し込んで左腕でエルボーを連打する宝城だが、あまり効いてるようには思えない。夕陽はブレーンバスターで反撃した後、宝城をチキンウイング・フェースロックに捕らえていく。
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これが左腕の極まり具合がハンパなく、見ているだけで痛そうだった。

夕陽の張り手に対し、宝城はニヤリと笑って張り手を一発返した後、いつもと変わらないようにチョップの連打。気持ちだけは負けてないのだが、右腕が満足に使えないと技の威力も半減。
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打撃技はもちろん、オリジナルホールドのイカリも、右手でしっかりつかめないため体の反り具合がいまひとつ。

中盤、夕陽のハニーフラッシュを繰り出す瞬間を狙って、スクールボーイで丸め込む宝城。逆に宝城のスライディングDは、夕陽が横十字固めで切り返してみせる。お互い相手の技を研究してきた模様。

しかし、最後は蹴り足を捕られた夕陽が、そこから飛びついての丸め込みで3カウントで勝利。これはハニートラップという新技だったようです。

夕陽はたとえ同じユニットの選手であっても、いざ試合となれば容赦なくやっちゃう方なんですが、最後の丸め込みは宝城に対する優しさでしょうか。でも、逆に宝城はそれが悔しかったでしょうね。宝城のコンディションが万全の時に、ぜひもう一度見たい試合です。


▼変則タッグマッチ 20分1本勝負
 ○木村響子、ヘイリー・ヘイトレッド
 (13分26秒 モンスタークラッシュ→体固め)
 岩谷麻優、●須佐えり、鹿島沙希

選手数の少なさをうまく利用したハンディキャップマッチ。
内容的には文字通りちぎっては投げちぎっては投げのヘイリー無双。特に岩谷がやられ役として大活躍(?)。ヘイリーに折り曲げられ、ヘイリーに投げられまくれ、3人でコーナーへのトレイン攻撃を仕掛けた時には、なぜか岩谷の攻撃だけ木村のビッグブーツで迎撃されてしまう(苦笑) でもまあ裏を返せば、それだけ岩谷の「受け」が信頼されてる、ってことでもありますよね。
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写真はカナディアンで担がれる3人。ヘイリー側の3人は、まるで合体ロボのようです。

試合の方は、木村がゴリースペシャルで担ぎ上げた須佐に、ヘイリーがコーナーからダイブしてフェースクラッシャーを仕掛ける合体技でフィニッシュ。モンスタークラッシュという名前がついたんですね。

なかなか面白い試合でしたが、試合後にもサプライズが待っていました。
鹿島は負けた腹いせに須佐と岩谷を踏みつけてとっとと退場していきましたが、残った2人はさらに木村とヘイリーにも暴行を受け続ける。セコンド陣が止めに入るが、ここでもヘイリーはちぎっては投げちぎっては投げ。ここで何度も投げられ続けた練習生の横尾由衣が、なんとヘイリーに向かってエルボーを連打!
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横尾はさらにマイクを取り、「すいません、キムラモンスター軍のやり方があまりにも卑怯だったので、つい入ってしまいました。だからと言うわけじゃないですけど、私のデビュー戦の相手にキムラモンスター軍を逆指名します!」と、12月24日の後楽園大会で予定されている自分のデビュー戦相手を逆指名!
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マイクを奪い取った木村は「おめぇ誰だよ! リングはデビューもしてねぇ奴が上がっていい場所じゃねぇんだよ。おめぇみたいな勘違いした奴と後楽園でやりたくねぇけどよ、行儀の悪いことしたんだから、うちのヘイリーがキッチリ落とし前つけてやるよ!」とこれを受けて立つ。さらに退場前には「デビュー戦の後に消えるのはやめてくれよ。そういうの多いからな。逃げんじゃねぇぞ」と強烈なクギを刺して帰っていきました。

前代未聞の展開に(と言いつつも、過去なんか似たようなシチュエーションがあったような気もします。思い出せないけど)客席も大いにどよめきました。後楽園前の仕掛けとはいえ、なかなか思い切ったことをやるものです。前評判の高い4期生ですが、これで一気にハードルが高くなってしまいました。


▼Kちゃんパンダコーナー
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この日は告知が山盛り。色々と面白かったので次の記事で詳報します。需要ないかもしれないけど。いや、風香ファンならきっと需要ある(笑)


▼スターダム・インクレイブル6人タッグ 30分1本勝負
 愛川ゆず季、○紫雷イオ、世IV虎
 (18分45秒 マヒカ・デ・イオ)
 高橋奈苗、夏樹☆たいよう、●脇澤美穂

抽選によってチーム分けが決まるタッグマッチ。それゆえ基本的にはお祭り試合というか、コミカルマッチの側面が強くなります。
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風香GM用意した封筒を引いてチーム分けが決定。夏樹と世IV虎が分かれた以外は、これといって大きな波乱は無し。というか、元全女チーム vs 新世代チームといったところでしょうか。

口論や小競り合いの絶えない夏樹とワッキーをコーナーに追いやり、奈苗とイオで試合開始。すぐに夏樹が入ってくると、久しぶりだというのに流れるような連携でイオを圧倒。それを恨めしそうに見つめるワッキーと世IV虎。

なんだかんだでベテラン組は割り切るのが早く、パッショントレインで気勢をあげる。
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思わず身を乗り出して夏樹に抗議(?)する世IV虎。

基本はコミカルマッチでも、顔合わせによってはシビアな戦いに。
奈苗と世IV虎のラリアット合戦や、
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奈苗によるゆずポンの足殺しは見応えがありました。
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試合はそれぞれの思惑を感じさせる連携や同士討ちがあり、最終的にはイオがワッキーを下しました。

混戦を制したイオはマイクを取ると、「スターダムを代表するこの6人タッグの中で、私が勝ちました! ということでベルトの次期挑戦者として名乗りをあげたいと思います!」と表明。すると木村響子もリングに入ってきて、5★STAR GP準優勝という実績をタテにベルト挑戦をアピール。24日の後楽園でイオ vs 木村の次期挑戦者決定戦がほぼ決定。

ただ具体的にどのベルトに挑戦するか明言してなかったため、奈苗は「分かった、分かった。ゆずポンの白いベルトでもなく、夏樹のハイスピードでもなく、私の赤いベルトに挑戦したいってことだろ?」と言い、夏樹も「おまえらが欲しいのはハイスピードだろ? 残念ながら木村には資格がないから。イオ、勝って挑戦してこいよ」とマイク。そして当事者のイオも「最終的な判断は会社に任せます!」と団体側に一任。
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なにこれひどい(苦笑) 来年は両国大会もあるし、後楽園大会の開催も大幅に増えるため、先のことがわからなくても種だけは蒔いておかなければならないといったところでしょうか。


▼ROOKIE OF STARDOM2012〜スターダム新人王決定トーナメント〜 決勝戦 30分1本勝負
 ○夕陽(11分12秒 450°スプラッシュ→片エビ固め)安川惡斗●

新人王決定トーナメントの決勝戦。つまりは新人同士によるメインイベント。とはいえ、二人とも新人離れしています。

惡斗は珍しく髪を後ろで縛ってファイト。本気モードか。
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夕陽の逆エビはかなりエゲツナイ感じ。
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腰に爆弾を抱えている惡斗にとってはかなりキツかったと思われます。

夕陽はスワンダイブ式の攻撃を狙うが、ロープを踏み外して失敗。ここではすぐに気持ちを切り替えていったが、場外へのケブラーダも壮絶に自爆。
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これ惡斗が避けたには違いないんですが、セコンドも客の誘導をまったく行っていなかったせいで、お客さんに直撃してました。ファンだったらちょっと嬉しいかもしれませんが、真面目に考えるとかなり危なかったです。

惡斗はエプロンを走ってのトペコンを成功させると、リングに戻り得意のフロントネックロックで夕陽を追い込む。
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途中でキックの反撃にあうも、ACTスペシャルで叩きつけてから胴絞め式フロントネックロックへ。

勝機と見た惡斗は、トップコーナーから惡トーンを繰り出す。
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しかしこの写真の直後、夕陽の出した膝が惡斗の腰を直撃。メチャメチャ痛そうでした。

腰を押さえて立ち上がれない惡斗に、夕陽は低空のハニーフラッシュ。
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ぶっちゃけキックはほとんど当たってませんでしたが、もうなりふり構わず体ごとぶつかっていく姿は悪くなかったです。

ハイキックをキャッチされてアクトロックで丸め込まれるも、高角度のジャーマンを挟んだ後、
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天を仰いでからの450℃スプラッシュでついに3カウント。

ロッシーからトロフィーと金メダルを受け取った夕陽は思わず涙を見せる。夕陽がリング上でこれほど感情を露にすることは珍しい。
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「新人王になりました! シングルのリーグ戦も、タッグのリーグ戦も結果を出せなくて、三度目の正直で新人王になれて嬉しいです」

夕陽はマイクで喜びのコメントをそう述べた後、すぐさま後楽園でのタッグベルト挑戦を直訴。Yダッシュとして組んできたゆずポンは赤いベルトに挑戦するため、同じ全力女子であり、ZERO1のリングで一緒に練習してきた松本浩代との挑戦を表明。
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するとタッグチャンピオンの夏樹と世IV虎もすぐにリングに上がり、世IV虎が「お前なんか顔じゃねぇんだよ……って言いたいところだけど、新人王になった奴は出世するっていうジンクス知ってるか? まぁやってみてもいいけど」と昨年度の新人王として夕陽の挑戦を受諾した。

惡斗も何か言いたそうだったが、夏樹が「惡斗! お前、何やってんだよ。新人王獲るって言っただろうが。そりゃあメダルも銀より金の方がいいに決まってるよな! また来年から鍛え直してやるから、もっと強くなれよ!」と厳しくも暖かい檄を飛ばすと、これまた涙で顔を曇らせました。トーナメントの結果は銀メダルでしたが、ファンであればこの一年の惡斗の頑張りを誰もが知っているはずです。惡斗の存在が団体の嫌な空気を救ったことが何度もありました。本当に素晴らしい選手です。

最後は新人王となった夕陽が音頭をとり、後楽園前最後の大会を締めてみせました。
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観客に向けて満面の笑みを見せる夕陽。
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こうしてみると、やっぱり17歳の普通の女の子です。


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posted by ナガシマシン2号 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 会場観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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